丸腰デパート・イケメン保安課
……主任?
「綾美はお前に対して恐怖感しかない!恥ずかしくないのか、男として!」
主任…そんなに怒って…私の代弁してくれてるの?
「守ると言う事はそんな事ではない!綾美を守れるのは自分だけだと?間違っている!貴様は間違っているぞ!」
熱弁する主任…何だろ…何かすごくドキドキしてるんだけど…私。
「貴様に教えてやる!」
主任は鶴滑に向かって指を差した。
「俺を守れるのは綾美だけだっ!!」
…………。
はあぁっ――?!
「笙……」
家紋さんが主任に何か耳打ちしている…。
主任がはっと瞳を見開いた。
「あ…綾美を守れるのは俺だけ…だぁ〜…」
棒読みだぁっ!頼りねぇ――!!
派手に間違ったし!
しかも重要な部分を!
「何だかなぁ〜…」
一部始終を眺めていた更科さんは、呆れた様に頭を掻いた。
「ま、お前は逮捕決定って事だ」
スーツの内ポケットから手錠を出し、鶴滑の両手にかけた。
「よくわからんが、こいつは署に連れて行くから安心しな。綾美ちゃん」
そう言って更科さんは、手錠をかけられてうなだれる鶴滑の腕を引き、笑った。
「東もな、よくわからんが頑張れよ!」
「頑張ります!」
何をだ!
「綾美はお前に対して恐怖感しかない!恥ずかしくないのか、男として!」
主任…そんなに怒って…私の代弁してくれてるの?
「守ると言う事はそんな事ではない!綾美を守れるのは自分だけだと?間違っている!貴様は間違っているぞ!」
熱弁する主任…何だろ…何かすごくドキドキしてるんだけど…私。
「貴様に教えてやる!」
主任は鶴滑に向かって指を差した。
「俺を守れるのは綾美だけだっ!!」
…………。
はあぁっ――?!
「笙……」
家紋さんが主任に何か耳打ちしている…。
主任がはっと瞳を見開いた。
「あ…綾美を守れるのは俺だけ…だぁ〜…」
棒読みだぁっ!頼りねぇ――!!
派手に間違ったし!
しかも重要な部分を!
「何だかなぁ〜…」
一部始終を眺めていた更科さんは、呆れた様に頭を掻いた。
「ま、お前は逮捕決定って事だ」
スーツの内ポケットから手錠を出し、鶴滑の両手にかけた。
「よくわからんが、こいつは署に連れて行くから安心しな。綾美ちゃん」
そう言って更科さんは、手錠をかけられてうなだれる鶴滑の腕を引き、笑った。
「東もな、よくわからんが頑張れよ!」
「頑張ります!」
何をだ!