丸腰デパート・イケメン保安課
「はいニャ〜ン!」
走って来る栗田さんは、すでに尻尾まで生えてる!
「早く早くっ」
手招きに、家紋さんに続き栗田さんが、非常口に猫さながらの身軽さで飛び込んでく。
「主任も早く!」
ゾウになるよ!
もはや二足歩行のゾウと化した主任。ドスドスと走ってくる。
けど!?!
『逃がすかぁっ!!』
本田が追い掛けてきてるっ!!
「主任っ!」
追い付かれそう!
「桜田!先に入ってろ。俺が本田の気をそらす」
「昴さん!」
そっか!この人霊能者なんだったね!
きっと何か封じる力があるんだ!
構えながら昴さんは、ポケットから何かを取り出した。
それを高々と掲げ、本田に叫ぶ。
「本田!油揚げだ」
食べ物?!ええっ?!
「綾美〜〜!!」
昴さんに突っ込む暇もない内に、ゾウ主任が非常口に飛び込んできたぁっ!!
「きゃあああっ!」
「わああっ!」
主任の勢いに飲まれた私達!
梯子を掴む事ができないまま…落ちてくよおぉっ!!
「両手を上げてスリルを味わえ!綾美!」
落ちながら主任は両手を上げてるし!
そんな余裕あるかあっ!!
「馬鹿あああぁ―――!!」
嫌だあああっ!!
私!死にたくないよぉぉ!
走って来る栗田さんは、すでに尻尾まで生えてる!
「早く早くっ」
手招きに、家紋さんに続き栗田さんが、非常口に猫さながらの身軽さで飛び込んでく。
「主任も早く!」
ゾウになるよ!
もはや二足歩行のゾウと化した主任。ドスドスと走ってくる。
けど!?!
『逃がすかぁっ!!』
本田が追い掛けてきてるっ!!
「主任っ!」
追い付かれそう!
「桜田!先に入ってろ。俺が本田の気をそらす」
「昴さん!」
そっか!この人霊能者なんだったね!
きっと何か封じる力があるんだ!
構えながら昴さんは、ポケットから何かを取り出した。
それを高々と掲げ、本田に叫ぶ。
「本田!油揚げだ」
食べ物?!ええっ?!
「綾美〜〜!!」
昴さんに突っ込む暇もない内に、ゾウ主任が非常口に飛び込んできたぁっ!!
「きゃあああっ!」
「わああっ!」
主任の勢いに飲まれた私達!
梯子を掴む事ができないまま…落ちてくよおぉっ!!
「両手を上げてスリルを味わえ!綾美!」
落ちながら主任は両手を上げてるし!
そんな余裕あるかあっ!!
「馬鹿あああぁ―――!!」
嫌だあああっ!!
私!死にたくないよぉぉ!