丸腰デパート・イケメン保安課
「光だ!光が見えてきた!」
「えっ!」
栗田さんの声に、視線を下に向けた。
本当だ!光が見える……出口だぁ!!
やったあああっ!
――バンッッ!!!
「うああっ?!」
ガシャ―――ン!!
ガラガラガラ――!!
ドアが開く音と何かが割れる音が重なった瞬間、身体が宙に浮いた!
と思ったら……。
ドサドサッ!ドン!
「うわっ!」
「痛っっ!!」
突然私達は硬い地面に落ちた。
……助かった?
「何?!どうしたの?!」
将棋倒し状態で重なる私達の前には、なぜか鍋の蓋とお玉を持ったエプロン姿の貢さんが。
「…貢さん?」
ゆっくりと辺りを見回す。
保安課オフィスの…給湯室…。
どうやら私達は、給湯室の床下収納から飛び出してきたらしい。
何でここが出口?
ゆっくりと身体を起こす。
…どうでもいいや!!
助かったんだ!私!!
「やったあ!!」
思わずバンザイ!!
心の底から嬉しい――!
「みんな!脱出できたよ!」
「その様ですね」
家紋さんが、メガネをかけ直しながら立ち上がった。
あ、パンダ化が解除されてる。
「よく遊んだぁ〜」
栗田さんは伸びをしてる。
遊びだったの?
「えっ!」
栗田さんの声に、視線を下に向けた。
本当だ!光が見える……出口だぁ!!
やったあああっ!
――バンッッ!!!
「うああっ?!」
ガシャ―――ン!!
ガラガラガラ――!!
ドアが開く音と何かが割れる音が重なった瞬間、身体が宙に浮いた!
と思ったら……。
ドサドサッ!ドン!
「うわっ!」
「痛っっ!!」
突然私達は硬い地面に落ちた。
……助かった?
「何?!どうしたの?!」
将棋倒し状態で重なる私達の前には、なぜか鍋の蓋とお玉を持ったエプロン姿の貢さんが。
「…貢さん?」
ゆっくりと辺りを見回す。
保安課オフィスの…給湯室…。
どうやら私達は、給湯室の床下収納から飛び出してきたらしい。
何でここが出口?
ゆっくりと身体を起こす。
…どうでもいいや!!
助かったんだ!私!!
「やったあ!!」
思わずバンザイ!!
心の底から嬉しい――!
「みんな!脱出できたよ!」
「その様ですね」
家紋さんが、メガネをかけ直しながら立ち上がった。
あ、パンダ化が解除されてる。
「よく遊んだぁ〜」
栗田さんは伸びをしてる。
遊びだったの?