丸腰デパート・イケメン保安課
「良家の御子息様?」
「次男だけどなっ!」
偉そうな主任。
次男でもすごいよっ!
お金持ちじゃん!
容姿もレベル高いし!
家紋さん、パーフェクト!!
「次男と言ったら、みんなもそうだろう」
家紋さんがネクタイを緩めながら言った。
みんな次男なの?
「そっか!そうだよね」
「長男じゃないから好き勝手やれるんだよな」
「堅苦しいのは嫌いだ」
どういう事?
「家紋さん、意味がわかりません」
「話していませんでしたか?」
「はい、何にも!」
家紋さんの実家も初めて聞いたし、みんなの口調だとまだ秘密がありそうだしさ。
「綾美――!!何で俺じゃなく司に説明を求めるっ!」
「主任に聞くと事実も嘘っぽくなるからですよ!」
「愛情の裏返しかぁ?!」
「表が無いのに返す裏があるかっ!!」
泣き付くな!!
唯一愛情があるとしたら、顔と身体だけだよっ!!
「説明ね…」
家紋さんは、神経質そうな細い指で形良い顎を撫でてる。
「みんな次男、以上」
「手短すぎるっ!」
更に迷宮入りかよっ!
納得いかない――!!
「まぁまぁ、桜田さん。歓迎会だから、後は座敷で話そうよ」
貢さん。
そう言うなら…。
「次男だけどなっ!」
偉そうな主任。
次男でもすごいよっ!
お金持ちじゃん!
容姿もレベル高いし!
家紋さん、パーフェクト!!
「次男と言ったら、みんなもそうだろう」
家紋さんがネクタイを緩めながら言った。
みんな次男なの?
「そっか!そうだよね」
「長男じゃないから好き勝手やれるんだよな」
「堅苦しいのは嫌いだ」
どういう事?
「家紋さん、意味がわかりません」
「話していませんでしたか?」
「はい、何にも!」
家紋さんの実家も初めて聞いたし、みんなの口調だとまだ秘密がありそうだしさ。
「綾美――!!何で俺じゃなく司に説明を求めるっ!」
「主任に聞くと事実も嘘っぽくなるからですよ!」
「愛情の裏返しかぁ?!」
「表が無いのに返す裏があるかっ!!」
泣き付くな!!
唯一愛情があるとしたら、顔と身体だけだよっ!!
「説明ね…」
家紋さんは、神経質そうな細い指で形良い顎を撫でてる。
「みんな次男、以上」
「手短すぎるっ!」
更に迷宮入りかよっ!
納得いかない――!!
「まぁまぁ、桜田さん。歓迎会だから、後は座敷で話そうよ」
貢さん。
そう言うなら…。