丸腰デパート・イケメン保安課
主任は楽しそうに笑い、挙動不振のハゲさんに歩み寄って行く。
仕方なく私も着いて行く…。
だって主任に手を握られてるんだもんっ!
「よう、ハゲモン」
何その名前!
手を上げて挨拶する主任を見た途端、ハゲさんは顔色を変えた!
恐怖に…。
あたふたと逃げようとするハゲさんを掴み、主任は親しげに肩に腕を回した。
何か異様な光景…。
「久しぶり!元気だったか?」
「なっ…なぜ御子息がこんな場所に?!」
ハゲさんの凍り付いた声は、まさに関わりたくない気持ちを現してる…。
うん、気持ちわかるよ?
「貴様が窮しているというから、助けようという心遣いだ!」
嘘つけ!!
引っ掻き回したいだけだろうがっ!
「いえっ!けっ!結構ですから!」
ダメ…気の毒で見ていられない。
「主任、本人が大丈夫って言ってるんですから帰りましょうよ?」
握られてる手を引いた。
もういいじゃん?気は済んだでしょ?
「何!綾美は手を引けと言うのか!」
「元々仕事と関係ない事だし、この方のプライベートじゃない」
「馬鹿者!!今帰ったら会場の人数が合わなくなるだろうが!」
エ?人数?!
勝手に潜入しといて正論吐いてるっ?!
仕方なく私も着いて行く…。
だって主任に手を握られてるんだもんっ!
「よう、ハゲモン」
何その名前!
手を上げて挨拶する主任を見た途端、ハゲさんは顔色を変えた!
恐怖に…。
あたふたと逃げようとするハゲさんを掴み、主任は親しげに肩に腕を回した。
何か異様な光景…。
「久しぶり!元気だったか?」
「なっ…なぜ御子息がこんな場所に?!」
ハゲさんの凍り付いた声は、まさに関わりたくない気持ちを現してる…。
うん、気持ちわかるよ?
「貴様が窮しているというから、助けようという心遣いだ!」
嘘つけ!!
引っ掻き回したいだけだろうがっ!
「いえっ!けっ!結構ですから!」
ダメ…気の毒で見ていられない。
「主任、本人が大丈夫って言ってるんですから帰りましょうよ?」
握られてる手を引いた。
もういいじゃん?気は済んだでしょ?
「何!綾美は手を引けと言うのか!」
「元々仕事と関係ない事だし、この方のプライベートじゃない」
「馬鹿者!!今帰ったら会場の人数が合わなくなるだろうが!」
エ?人数?!
勝手に潜入しといて正論吐いてるっ?!