丸腰デパート・イケメン保安課
「お早う、桜田さん」
何も無かったかの様な家紋さんの爽やかな笑顔。
「お早う…ございます…あの、今ドアから…」
「このオフィス、分かりづらかったでしょう?」
「はい…それで、今、一緒に居た…」
「あ―――ッ!新入社員の桜田綾美さん?!」
叫んだのは、赤い髪のこれまたイケメン!ビジュアル系バンドの美形ヴォーカルタイプだ。
「はい!桜田綾美です!あのですね、今!パンツの人が!」
「うっわぁ!履歴書の写真よりめっさかわいい!」
「ありがとうございます」
って違うし!
「あの!パンツの人…!」
言いかけた私に、今度はもう一人のジャニーズ系イケメンが会話を持ち掛けてきた。
「桜田さんは猫好き?!」
猫?!なぜに猫の話?!
おかしいぞ!!
パンツの奴を避けてるよね!明らかに!
不自然なんだよっ!あんたら!
「パンツ一枚の人!!いましたよね?!」
叫んでみた―…。
途端に沈黙が流れた…。
家紋さんは、深刻そうな表情でうつむいている。
「居ませんよ?」
嘘だぁ!バレバレですから!!
「居ましたよ!!見ました!!ピ〇チュウのパンツもはっきり見ました!」
家紋さんと二人のイケメンは、顔を見合わせてる。
何も無かったかの様な家紋さんの爽やかな笑顔。
「お早う…ございます…あの、今ドアから…」
「このオフィス、分かりづらかったでしょう?」
「はい…それで、今、一緒に居た…」
「あ―――ッ!新入社員の桜田綾美さん?!」
叫んだのは、赤い髪のこれまたイケメン!ビジュアル系バンドの美形ヴォーカルタイプだ。
「はい!桜田綾美です!あのですね、今!パンツの人が!」
「うっわぁ!履歴書の写真よりめっさかわいい!」
「ありがとうございます」
って違うし!
「あの!パンツの人…!」
言いかけた私に、今度はもう一人のジャニーズ系イケメンが会話を持ち掛けてきた。
「桜田さんは猫好き?!」
猫?!なぜに猫の話?!
おかしいぞ!!
パンツの奴を避けてるよね!明らかに!
不自然なんだよっ!あんたら!
「パンツ一枚の人!!いましたよね?!」
叫んでみた―…。
途端に沈黙が流れた…。
家紋さんは、深刻そうな表情でうつむいている。
「居ませんよ?」
嘘だぁ!バレバレですから!!
「居ましたよ!!見ました!!ピ〇チュウのパンツもはっきり見ました!」
家紋さんと二人のイケメンは、顔を見合わせてる。