悪魔な彼氏と甘々ラブ・


いけない・・もうムリ。
ホントムリ。
死ぬ。。。


そう胸中で呟いて失速。ついに足は動かなくなっちゃった。


どうしよ・・遅刻・・・・。


ヤバッ、涙出てきた~~~!

頬を伝うのはまさかの涙!
こんなトコで・・恥ずかしい・


とは思っても、一向に止む気配ナシ。


ホントも~。何でいっつもこうなんだろ・・・

と思って、階段に腰掛けたとき。


 「何してんの?」


階段の上から、低い声がかかってきた。
ぇ、あたし??

キョロキョロ辺りを見回すけど、他には誰もいない。


 「お前しかいねーだろ。バカ」


なっ、バカ!?


単純王のあたしはかっとなって後ろを振り返る。


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