悪魔な彼氏と甘々ラブ・
イヤな予感・
それなりに、覚悟はしてた。
・・・つもりだった。
やっぱり、自分に好意があるかどうかも疑問の人に告白すれば、多少は玉砕するってコトも考えとかなきゃならない。
そんなコトくらい、分かってるつもりだった。
・・・けど。
これはないんじゃない!!?
朝。
7時30分。
我が高校の校門の掲示板には、誰かからのメッセージが張り付けられていたのです。
人だかりでいっぱいになった校門周りを、あたしはがんばってくぐりぬける。
そして、目標の掲示板の前に立った。
【笹岡由紀。
お前とは付き合えない。
この前の告白はお互い忘れよう。
雪村智樹】
な、何・・コレ。
何、あたし、こんな全校生徒の目の前で、しかもサシじゃなく掲示板で、フられちゃった!!?
昨日は美奈とはしゃいでたのに、今日は全然そんな気分になれなかった。