悪魔な彼氏と甘々ラブ・
しつこいな・・・・!怒
このイライラしてるときに、雪村ちは似ても似つかないような容姿であたしに声かけるなんざ100万年早ぇっつの!!!
ここで怒りをぶつけないように、無視してまた走り出そうとする。
けど、腕に絡まった手の力は強くて、反抗できなかった。
「・・いい加減にしろよー?優しくすんのもここまでだぜ」
2人があたしの前に来て舌なめずりした。
ゾクッ
冷や汗があたしの背中を伝った。
誰か・・・・
誰でもいい!
助けて―――――――・・・・・
ぎゅっと目をつぶる。その瞬間・・・。
バキッ
「・・にしてんだコノヤローー!!」
聞きなれた声が聞こえて、力強く絡まってた手があたしの腕からほどけた。
目を開けると、そこにはマジギレモードのアイツと、おびえたようにしりもちをついた3人組がいた。
「・・俺の女に何してくれてんだ・・?」
怖い・・・怖いッス。
キレイな顔が台無しッスよ、雪村さん!!
・・てか、、
俺の女?
俺の女って言った!!?