悪魔な彼氏と甘々ラブ・
・・・・・・・。
「・・はぁッ!!?」
た、ただいまだぁ??
ちょっと待って。
てゆーコトは・・・・・・・・
「ここ、あんたの家・・?」
「そーだけど?何だと思ったの??」
ニヤッ
いい加減にしろ・さっきからニヤニヤしやがってッッ!!
「おかえりなさいませ。ぼっちゃま。・・そちらは?」
「俺のツレ。コイツに洋服出してやって」
出てきたのはここの従業員さんなのかコイツのメイド的なヤツなのか。
よくわかんないけど、20歳くらいの若めな人。
一礼して、あたしに笑顔を向けてきた。
「この旅館『澄田屋』の女将でございます、山里といいます」
超おしとやかなお辞儀に、あたしも一生懸命なキレイっぽいお辞儀で返す。
「じゃ。またあとで」
そういい残して、雪村はさっさとあたしと山里さんを置き去りにして行く。待って。
この空気って大丈夫なの??