悪魔な彼氏と甘々ラブ・
「由紀~?あんた、大遅刻だけど??」
「ごめ~ん。・・ちょっと・ね」
学校について、保健室に寄ってから教室へ。親友の美奈が、心配したようにそばに来てくれた。
結局、校門の前まであの男の子はあたしをおぶってくれました。
そして、校門にいた先生に
「コイツ、階段でぶっ倒れてたんで助けたんです。遅刻免除でいいッスよね」
そう言ってあたしを放って行った。最低か、コノヤローー。
心の中で呟くけど、一応お礼は言おう。と口を開きかける。
「笹岡、ホントか??」
先生が急に疑わしげにあたしに聞いてきた。ムカッ
信用してないし。
「ホントですけど」
「そうか。じゃ、行っていいぞ。雪村」
ウス。って言って、雪村と呼ばれたあの子は、あたしと先生の目の前から去っていった。
「お前は保健室行ってから教室だ」
はーーい。
という具合で、話は教室の中に戻ります。