悪魔な彼氏と甘々ラブ・
女同士・
こうして、あたしたちは雪村と別れて美希さんの家にきている。
家・・・。
ううん。
ここはお屋敷。
やっぱ、ぼっちゃんの好きな人はお嬢様だよね・・(涙)
自分で言っててむなしいし。
タクシーを拾ってきたから、普通の家かと思えばこんなお屋敷なんだもん・・。
カンベンしてよ・・・
目の前には学校のグラウンドくらいの広さの庭がある。
ううん。
グラウンドどころじゃない。
ドームだ。ここは。この庭は。
気が遠くなりそうなくらい歩いていく。
「ごめんねーー。こんなに広くって」
イヤミですか??
ありがとうございます☆(怒)
歩くたびに足は重くなる。
1キロずつくらい、おもりを持たされてるみたいに。
「さ、どーぞ。中に入ってねーー」