悪魔な彼氏と甘々ラブ・
そう言って促されたのは、超ドデカイ扉。
恐る恐るノブに手をかける。
(ノブってゆーかもう腕みたいな大きさだった・)
「お帰りなさいませ。お嬢様」
ってマジかい!!
こんなん・・・ドラマでしか見たことないって。
中は輝きがまぶしすぎて何が何やら分からない。
けど、あたしの周りをぐるっと囲む、執事・メイドの姿なら見える。
「お嬢様・・こちらの方は??」
一番はしっこのヤツが、あたしを指差して言う。
こら!!
指!指しまえよ!!
「あぁ、お友達♪いっしょに遊ぶのよ☆ねぇ??」
「はぁ・・・はい」
緊張しすぎて声もでませんけど・・?
マジで、この視線が痛い!!
みんなにガン見されてるし・・・。
やめてーー!!
「そうですか。では、どうぞ」