悪魔な彼氏と甘々ラブ・
へ~~?
って横目で怪しく見つめられる。
「ちょ、マジ!ホントだってばぁ!!!」
あせって抵抗すればするほど、美奈はニヤニヤといやらしく口角をあげる。ちょ、マジでやめてください・・・。
「でもあんた、昨日ずーーっと雪村のコト見てたでしょ?」
ドキッ
何で知ってるんだ・・?てか、何で美奈が雪村のコト知ってるわけ?
「雪村智樹のコト、昨日の体育と部活の時間は、超ガン見してたよね~~??」
ゲッ
美奈にお兄さんいるの忘れてたし・涙
でも、
でもでも、
見てたからって=好き・にはならないでしょ?
「てか、下の名前智樹ってゆーんだ・・・」
独り言みたいに呟いちゃった。。。
「はぁ!?」
ガタンッ!!
ものすごい音がして、いっしょに美奈がイスごと倒れてた。顔には驚きの表情。
何?あたし、ヘンな事言った??
「ぁ・・アンタ、雪村智樹を知らないなんて・・・まさか・・言わないよね??」
「へ?昨日知り合ったばっかで、名字も先生が呼んでたから分かったんだけど・・・」
美奈は表情をもっと驚愕の顔にする。
「雪村を・・・雪村智樹を知らないなんて・・・・・」