キミに胸キュンです。
時間は止まる…
っていうことの意味が今、分かった。

気がした。

時間は絶対止まらないはずなのに…



どのくらい見つめ合っていただろうか。
もしかして、一瞬だったのかもしれない。


啓介がアタシの方に近づいてきた。

風になびくアタシの髪。
彼の髪。
啓介の手がアタシの頬に。
もう動くことさえ出来ない。

息をするのさえ許されない、
その瞬間…

(ブニッッ)
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