小悪魔王子。
「最悪ー…遅刻じゃんっ!」



珍しく寝坊をした私は大急ぎで大学へ向かう準備をしていた。



「早くしないと電車…っ!」



そう、私はいつも電車で大学まで通っている。



あの時間帯は正直通勤ラッシュだから苦手。



また、混んでる車内へ行かなければならないのかと思うと、



嫌気がさした。
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