小悪魔王子。
「あ、はい…大丈夫…です」



ぶつかった相手は“大丈夫ですか”



と心配そうに言って、その上細長い綺麗な手を私に差し伸べてくれた。



こんなにいい人はどんな顔だろう…



そんな事を考えながら顔を上げた。



「////!!」
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