小悪魔王子。
「あ、僕の名前は一宮哉汰です。よろしくお願いしますね?有希さん。」



自分の名前を言っていなかった俺はやや早口気味に



名前を述べた。



おねーさん…いや、有希さんは顔を俯きがちに




「か、哉汰…君ね?」



と少し戸惑った様に俺の名前を呼んだ。
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