先生達、後で後悔してもしらないよ。
そんな時、職員室のドアが開いた。

「すみません」
やってきたのは海人の母親。

海人の母親は…教頭先生の前に進むと。
「さっきの会見は何ですか?K君って海人のことじゃないですか?先生、生徒たちにあんな勝手なことを言わせておいて、いいんですか?先生達の監督ふゆきですよ!!」

一方的にまくしたてられ。
良い案が浮かばないでイライラしていた教頭先生は。

「だいたい、あなたが悪いのですよ。変なことで学校に苦情を言いにくるから…」
と八つ当たりして。

海人の母親を怒らせた。

そのころ。
1年生の教室では…
「とうとうバレたか…俺たちも腹くくらないとな」
男子生徒の意見に海人は

「俺は何もしていないからな!イジメをしたって言うお前達はおかしいぜ。だって、誰も何もしていないのだからな!」
と言い張った。

その海人の頬にビンタしたのは…
今まで海人に言いようにこき使われてきた子だった。


「もう…こうなったら逃げられないよ。俺たちも真実を話すしかないんだよ。お前が1番ヒドイことをしたんだ!やってないじゃすまされないぞ」
教室がシーンとなった。

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