先生達、後で後悔してもしらないよ。

私はウキウキ。
でも…半分以上は不安を抱えて4月1日を迎えた。

4月1日。
学校はまだ春休みで生徒は誰もいなかった。
職員室で私は…教頭先生に紹介された。

私は3年2組の英語と1年生2クラスの英語を受け持つことになった。

新任の私はクラス担任ではなくて1年生2クラスの副担任というかたちで学級活動などにも参加することになった。


そんな新任の私を指導してくれる先生は…英語の中山先生だった。

「坂本です。よろしくお願いします」
と中山先生に挨拶をすると。
中山先生は…私を見て
“ﾁｯ”と舌打ちをした。

「俺は生徒達のことで忙しいから…君の面倒はみれないから。しっかりやって…あんたがしっかりやらないと俺が怒られるから…」
と言った。

唖然とした…
会った初日に…そんなことを言われるなんて信じられなかった。