先生達、後で後悔してもしらないよ。

中山先生は本当に教科指導をしてくれなかった。

私は…事務室に保管してある去年の指導計画を参考にして。
指導計画をたてた。


「坂本先生。これが新一年生の名簿です。目を通しておいて下さいね」
私に…名簿を渡してくださったのは樫木先生という若い女の先生で教科は国語で1年1組の担任。


他の先生には…怖くていろいろ聞けないことも、樫木先生になら聞けたので。
3年生の英語の授業の始まりをどうしたらいいか？を相談した。


樫木先生は困ったような顔をした。
教科指導は中山先生なのに…自分がアドバイスしていいのだろうか？と思ってあるみたいだった。

私と樫木先生が話しているのに気づいた中山先生は私たちの所に来て
「樫木先生。私のようなおじさんよりも同性の樫木先生の方が坂本先生も相談しやすいと思いますので、ご指導お願いします」
と言って。
職員室を出て行った…


それは…
私の世話は樫木先生に任せるということだったのだ。