先生達、後で後悔してもしらないよ。
教頭先生も疲れていた。

保護者会が終わった後、会議室で教頭先生は用意されていたお茶を飲んだ。

「はぁ…様々な意見が出ましたが、呆れます」
同じ気持ちだった。

「お疲れ様でした」
樫木先生が冷蔵庫から冷えたお茶をだし、空になった教頭先生のコップについだ。

「ありがとうございます。坂本先生、本来ならこんな仕事は新任であるあなたの仕事ですよ。気がきかないから…あんな苦情がくるんですよ」
と怒った。


でも…教頭先生もどうにかしないといけないと思ったのだろう?


毎週月曜日の9時〜私に英語の授業をしなさいと言った。
その授業を先生たちが受けて、改善策を練るという。

そんな夏期研修を教頭先生は提案し、すぐに開催されることが決まった。

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