あたしがあんたに惚れたわけ

「美古都、帰ろ~」

「あっ、きみ美人だね~」

「ありがと!」

「名前は?」

「竹下マリア。よろしくね」

「よろしく~」

だいたい、なんでさっき会ったばかりなのに、こんなうち解けられるんだろう。

「ってか、美古都ちゃんとマリアちゃんもこれから、遊ばない?」

「なんで~?」

「ん~、みんなと仲良くなるための交流!ボーリングだから~」

「どうする美古都?」

(ボーリングか…しばらくやってないなー)

なんせ、めちゃくちゃ勉強したからね。
遊ぶひまなんてなかったし。

「行こうかな」

「じゃ、決まり~!行こうぜ!あっ、おまえもなっ」

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