大好きな人

君のせい

モノクロの世界に
色をつけたのは君だった
君の声すら聞いたことない

でも君がくれる言葉がうれしい
君がくれる言葉で喜んだり悲しめることがうれしかった

いつも見つめてる
想ってる
校舎の窓から
夕方の校庭
ただ君だけを
想っていた


泣くことが増えたのは
全部君のせい そう 君のせい
君の口から愛の言葉なんて
聞いたことないけれど
それでもかまわない
君がこの世界にいる
ただそれだけで幸せなんだ

いつも探してる
想ってる
校庭から聞こえる
君の声
ただ君だけを
想っていた


叶わないかもしれない
そんなことばかり
考えてしまうことは
君一色で染まった
あたしの毎日


夢の中で探すくらい
君に会いたい
遠くで見守ることも
あたしには幸せだけど

触れたい知りたい
君を好きになりすぎてしまったから
欲張りになってゆく



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