サイケデリックトランスと俺
リョウ「いらっしゃいませ!いらっしゃいませ!いらっしゃいませ!ありがとうございますいらっしゃいませ!本日も当店へご来店いただきまして誠にありがとうございます!ただいまの時間をお借りいたしまして本日のイベントのご案内をさせていただきます…」
十時になり店が開店すると同時に、リョウはいつものように、客が一人も来ていない店内で今日のイベント案内を始めた。
まだ客なんか一人も入っていないのに、イベントの案内なんかしたってまったく意味がない。
リョウのやかましいイベント案内のおかげで、店内でかかっている俺の大好きなダークサイケ(普通はユーロビートやJ-POP)の音が全く聞こえやしない。
音を聞いてるのが、この店で仕事をしている時の唯一の楽しみだったって言うのに、店内でかかっている音楽を掻き消す、リョウの馬鹿でかいマイクパフォーマンスには本当に良い迷惑をしていた。
はぁ…
マジでつまんねぇ…。
なんで俺はこんなところで仕事なんかしてるんだろう?
マジメに仕事してるのが馬鹿らしくなってくる。
こんな時は休憩室で、コーヒーでも飲んでゆっくり休むとしよう。
裕輔「おいリョウ。ちょっと休憩室でコーヒーでも飲んで来るわ。もし店長が来て、俺のこと探してたら、トイレに行ってるとか適当にごまかしといてくれ。んじゃ!」
リョウ「ちょ・・・!ちょっと待てよ!今度はお前がイベント案内する番なんだぞ!?」
裕輔「はいはい、それじゃ~後は頼んだぞ!」
俺はリョウの言う事を当然のごとく無視すると、店内の自販機でコーヒーを買って休憩室へ入って行った。
十時になり店が開店すると同時に、リョウはいつものように、客が一人も来ていない店内で今日のイベント案内を始めた。
まだ客なんか一人も入っていないのに、イベントの案内なんかしたってまったく意味がない。
リョウのやかましいイベント案内のおかげで、店内でかかっている俺の大好きなダークサイケ(普通はユーロビートやJ-POP)の音が全く聞こえやしない。
音を聞いてるのが、この店で仕事をしている時の唯一の楽しみだったって言うのに、店内でかかっている音楽を掻き消す、リョウの馬鹿でかいマイクパフォーマンスには本当に良い迷惑をしていた。
はぁ…
マジでつまんねぇ…。
なんで俺はこんなところで仕事なんかしてるんだろう?
マジメに仕事してるのが馬鹿らしくなってくる。
こんな時は休憩室で、コーヒーでも飲んでゆっくり休むとしよう。
裕輔「おいリョウ。ちょっと休憩室でコーヒーでも飲んで来るわ。もし店長が来て、俺のこと探してたら、トイレに行ってるとか適当にごまかしといてくれ。んじゃ!」
リョウ「ちょ・・・!ちょっと待てよ!今度はお前がイベント案内する番なんだぞ!?」
裕輔「はいはい、それじゃ~後は頼んだぞ!」
俺はリョウの言う事を当然のごとく無視すると、店内の自販機でコーヒーを買って休憩室へ入って行った。