片愛-Both thought-
そんなある冬…


休み……





彼に告白されたのだ


【ごめんやっぱり璃香が好きなんだ】


私は今度こそ自分の気持ちをいうために


【私も】


冴えない一言だったけど、私にはすごい進歩だと思う


【ありがとう、付き合って】


【うん】



私は舞い上がった、かなり舞い上がった


だが…


そう簡単にはいかなかったよね??





【25日会える??】

えっ…嘘

【別に??なんで?】

【クリスマスプレゼント渡したい】

…////

【ありがとう、私も用意しとくね】

【じゃあ、会ってくれるん?】

そうだよね…;;

【あ…うん】

【じゃあ、3時に○○公園で】

【わかった】




今は23日、実はというと私の誕生日だ


彼はそのことに気づいていないのが寂しかった


でも私はクリスマス…25日がとても楽しみでしょうがなかった



25日、私は玲於奈のほしい物が分からなかったので


ネックレスをあげた


貴方は、マフラーをくれた




その日、一年ぶりにかわした言葉、



私はそのことばを聞いてあなたに冷めてしまった




「あっ・・・えっ??あえっと;;…そ・・の・・・・・袋△○/\@3*」

なんだこいつ…

私は無視して
「ありがとう」

といって去っていった 笑



へたれ…こうゆうことか


私はあんなに好きだった貴方に


こんなに思いつづけていた貴方に


こんな一瞬で冷めてしまったこと




笑えた





そして翌日私は


振った


【ごめん、やっぱ無理】


でも…なぜか意識せずにはいられない自分がいた





中学生になった2度目の桜を見た


そう私達は2年生だ



前までの時間が桜色だったのを…


美しい時間だったことを、あとで気づくことになるとは


しらずにね
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