私とあなたと秘密のこども☆
ポッカーンとする私と優羽季。
「やめとけ飛鳥…優羽季と優衣ちゃんが汚れる」
「ククッ…!わっわかっ…ははははっ!!」
笑いつづける飛鳥さん。
「茜どうゆう事?」
そう言ったら、茜がスラスラッとスケッチブックにイラストを描いていく。
それを見ていた聖、瓔さん、透菜、朔斗先輩が慌ててスケッチブックを奪おうとする。
顔を真っ赤にして。
どうしたんだろ?
「はい、優衣!こうゆうことだよ!」
スケッチブックをパスされる。
パシッ!!
と受け取る…ハズだった。
目の前には広い背中。
「えっ…朔斗先輩?」
チラッと見えた朔斗先輩の顔。
先輩はふーっとため息をついた。
「茜ちゃん、優衣ちゃんにはまだ早いよ…これは」
スケッチブックを見て顔を赤くする朔斗先輩。