ヒメ恋~Eternal Love plus+*~
「んもー…冗談ばっかり言うんだから」
……冗談なんかじゃないんだけど。
オレはただありのままの事実を述べただけ。
美海の透き通るような白い肌に本当によく似合っている。
ただ気になるのが……
「美海、そのリボン解いたらどうなるの?」
まず始めに目がいく、胸元のリボン使いがさっきからずっと気になってたまらない。
どういうデザインになっているのか分からないけど、なんだかイヤな予感がする。
「えっ、このリボン!?これは今解けないよッ」
「……何で?」
「な、何ででもッ!!」
やっぱり、オレの予感的中ってことだな。
読んでいた本をパタンと閉じ、ベッドから下りるとゆっくり美海に近づいた。
「解いてみていい?」
答えを聞く前にもう胸元のリボンに手をかける。
「だ、ダメだってば!」
必死に抵抗する美海にキスをして、力が弱まったところで一気にリボンを解いた。