あなたに恋した日
―ドッン
「いってぇ」
「いったぁ」
走ってきた男子にぶつかり
あたしは尻餅をついた。
恥ずかしい!
皆見てるよ~!泣
「ごめん、大丈夫?」
そういって手を差しのべてきた。
「あっ、うん。大丈夫!ありがとう!」
あたしは
そう言い初めて彼の顔を見た。
うわ~
かっこいい!
「本当ごめんね!じゃあ、また」
そう言って彼は教室をでた。
かっこよかったなー…。
「かりんー!大丈夫?」
菜奈は笑いをこらえながらいった。
「笑ってもいいよー。」
ちょっと拗ねながら言ってみた。
人の恥を笑い物にするなんて!
まあ尻餅ついてるのを見て笑わない方が可笑しいけどさー!
「ごめん、ごめん笑」
笑いなが謝るなよ!
「もう!帰るよっ!」
「は~い」
そして帰宅した。