愛してると言えなくて…



『本当は同じ中学なんだけど、真栄中学に受験したの。桜第一小の子』


思い出すと胸が疼く。




――純は佳奈美にどんな事をしていたのだろう――




「尚~」


母親が下の階から尚を呼ぶ


「は~い。」


「ちょっとお使い頼んでいいかしら?」


~:~:~


夜のお使いは寒い


尚はメモに書いてあった物をスーパーで買うと

尚はスーパーを出た


「あっ。」


尚は買い物かばんを落としそうになった


「尚!。」


尚は純と鉢合わせしてしまった






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