愛してると言えなくて…



「尚っ!」


悠吾が私を抱きしめる


悠吾の匂いが私の周りに集まって
私を少し幸せにする


「悠吾…」


「大丈夫か」


私の頭を悠吾はなでる
優しく
力強く


「うん。来てくれてありがと。昨日はごめん」


「うん。」


悠吾はギュッと私を抱きしめた


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