愛してると言えなくて…
尚はずっと俺を避けてる
しゃべりかえっても
「うん」
しか言わない…
あの時はグサッときた
「悠吾くん。」
「尚…」
尚はやっとしゃべりかけてくれた
「悠吾くんだけ…だよ。社会の…プリント…出てないの…。」
尚は社会係でプリントを今日までの提出だった
忘れてたわけじゃない…
尚にが嫌がるかと思ったから…
「あぁ…待ってて…」
俺はプリントを尚に渡そうとした俺の手と尚の手がかする
バッ…―――