愛してると言えなくて…





悠吾は尚を部屋に入れた


「お邪魔…します…」


「何飲む?」


「何でも…」


「んじゃホットミルクでいい?」


「ええ…ありがとう…」



悠吾の部屋は綺麗でもないし汚くもなかった


壁にはバスケットボール選手のポスターやサイン入りのユニフォームが飾られていて


いかにも【男の子の部屋】という感じだった








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