愛してると言えなくて…




「どうした?純!?」


悠吾がおどおどしてる…


「…ハッすっぺーよこのジュース」


俺はわらいながら持ってる缶を見せる


缶には


【☆ハイパーレモン40☆】


40ってのは果汁40%ということだろう


「えっ悠吾好きそうだと思って…」


余計に笑いがこみ上げる


「ハハハっ悠吾は昔からかわんねぇな…」


悠吾もつられて笑う…


はっと我に返る


「…それで尚のことなんだけど…」


「うん…」


悠吾もぱっと真剣になった


「もう…一緒に学校行かなくていいよ」


「えっ…」


悠吾は目を点にした





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