愛してると言えなくて…
~:~:~
「悠吾は何にするの?部活」
学校の帰り道尚と悠吾は部活の事について話していた
「え~...サッカー部もいいしなぁでも、陸上部もいいかなぁって。でも…」
悠吾は少し上を向く
「でも?」
「守ってやらないと…尚の事。」
悠吾がそう言ったとき二人とも同時に顔が赤くなった
「いっいや…純と約束したじゃん...」
「うっうん」
少しぎこちない
「あっ尚は?何はいんの?」
「へっ?う~ん…あたしは吹奏楽部も良いかなぁって」
「そうなんだお前らしいな」
悠吾はハハッと微笑した
「尚っ。悠吾っ」
遠くから誰かが手を振っていた
「純!」
悠吾が大きな声で手を振り返す
純が走ってくる
悠吾と尚も純に向かって走った