彼はみんなの王子サマ
王子様から連想される名前を言えばいいじゃん!!





当たってたら何気に嬉しいし、頭の体操にもなる!!





我ながらいい発想だ。





「…………ぅ」




「は?」




「あなたは山田太郎さんですね!!」





自信たっぷりに人差し指で王子様を指しながら言う。



山田太郎(?)の美しい顔立ちはみるみるうちに崩れて悪魔のような顔になった。




「〜〜〜っ」



「どうしたんですか山田太郎さん」




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