夏恋



8月下旬のある水曜日




私は南さんが風邪をひいたため代わりにバイトに来ていた。





週の半ばということもあってなのか、客はあまり来ていなかった。







今日は水曜日だし、あの人は来ないか…






いつからか、私はあのお客さんと話すことが楽しみになっていた。





いつもその1週間にあったことを子供のような笑顔で楽しそうに話す人





俊哉と同じタイプの人だからかな?





気になって仕方がなかった




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