約束-promise memory-
【Memory.2】過去の執着心
『ねぇ壱、凛がお嫁さんになりたいって言ったらどうする?』
『え?そうだな~・・』
『考えちゃうの!?』
『冗談だよ冗談!もちろん、凛がお嫁さんになってくれたら嬉しい!』
『じゃずっと一緒だね!』
『うん!』
まだ小学生だった私達の"約束"なんて、凄く儚く、脆いものだった。
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