小悪魔な幼なじみ





「もうヤだよぉ…」


半泣きの零。



「朝倉せんせ、ちょっと調子に乗りすぎですよ」


水谷先生に怒られ、少し反省。



「いいだろ、光。

2人とも最近忙しいくてああいう時間、すごせなかったんだろうし」


おお、ナイスフォロー、誠司くん。



「まあ、いいです。

とりあえず続きは家でどうぞ。」


ニヤッと笑う水谷先生。




「…ただいまー」

と、そこへ廉くんの声。



「2人とも、顔…真っ赤だけど外、そんなに寒かった?」

成宮が不思議そうな顔で言う。



「え…あ、いや…うん」


……あれ?

雫、歯切れ悪くないか?



「あ…発表があります」


廉くんはそう言って雫の手を握る。

…ってはぁ?!

何?!なんで…手?!



「俺ら、付き合うことになりました」








「…え?!せんせ、大丈夫?!」


…俺が廉くんの言葉を聞いてどうなったかはみなさんのご想像にお任せします…














今度こそ



【END】


→あとがき










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