逆転美少女美男子。【短編】
短いスカートに、派手にそめた茶髪の二人をつれて



千秋、もとい



千夏たちは移動した。



「よ、よく食べるんだね。千秋」


「金、たりる?」




小声で相談する二人を横目に




千夏は、五つ目のケーキを食べていた




普段は太らないように、ぜったい




食べなかった




『じゃ』




立ち上がって、千夏は帰ろうとした。




これくらいが、ちょうどいい復讐だと思った。




「は?食べるだけ、食べてさよならかよ?」


『・・・・・・なに?』



千夏は、じっと



茜をみつめた



茜の頬が、ピンク色にそまる




それをみた千夏は、イタズラ心が、出てきてしまった。
< 13 / 24 >

この作品をシェア

pagetop