《イタズラメール》
夜の真冬。
駅のホームにあたしはいた。
学校の制服をきて、
チェックのマフラーをしめて、
手袋はせず。
「はあー・・・・・・」
白い息が、空で描く。
一歩ずつ・・・・・・
足を前に進める。
電車が来た瞬間――。
あたし。
飛び込むつもり。
_
駅のホームにあたしはいた。
学校の制服をきて、
チェックのマフラーをしめて、
手袋はせず。
「はあー・・・・・・」
白い息が、空で描く。
一歩ずつ・・・・・・
足を前に進める。
電車が来た瞬間――。
あたし。
飛び込むつもり。
_