秘密の誘惑

告白

「あの、離して下さい」


なぜそんな事を聞くのか首を傾げてしまう。


それよりもディーンから離れる方が先決。



「嫌だと言ったら?」


「そんな冗談言わないで下さい」


ディーンの胸に手を置き離れようとした時、髪の毛にディーンの唇を感じた。


えっ・・・。


髪にキスをされるなんて生まれて初めてだ。


ディーンは萌のサラサラの髪の毛を楽しむかのように手で梳き唇を当てていく。



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