秘密の誘惑
「ようこそおいでくださいました ディーン様がお待ちでございます」


まるで英国の執事のように上品な物腰で萌を招き入れる。



中へ入るとここは外国のお城の中?って言うほど素敵なインテリア。



実際、お城の中なんて知らないんだけど・・・。


素敵なおじさまに案内されてドアの前に来た。



また・・・個室・・?



人目につかないように気配りをしてくれているのが分かるけど、2人っきりだと恥ずかしい。



「どうぞ、こちらにおられます」



深く会釈をしてからノックをしてドアを開けた。



ドアが開くと同時に座っていたディーンは立ち上がった音がした。



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