秘密の誘惑

萌の決心

「話?」


まだ辞めたいと思っているのか?


「ディーンはあたしの事、好きって言ってくれましたよね?」


「もちろんだよ」


「あたし・・・恋愛感情なしでディーンの秘書をやりたいんです」


萌の言葉はディーンには寝耳に水。


しかもどうしても辞めたいのなら結婚しようと言うつもりだった。


「何を言っているんだ?」


ディーンは萌の言葉に呆気に取られた。


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