秘密の誘惑
呼ばれてすぐにディーンの所へ行ってしまうのは秘書としての習慣。


「ディーン・・・」



目の前に立つと腰を抱かれてディーンの足の間に立たされてしまう。



「やっと2人きりになれたな」



そう言って微笑みかけられると、足がガクガク震えてしまいそう。



その時、ふわっと身体が浮いて膝の上に横座りにされた。



「こんな時間を過ごせるのを1年以上も待たされた」


「ディーン・・・」


後頭部に手が回されて顔を近づけさせられる。


そして唇が重なった。



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