秘密の誘惑
なぜならば、萌との結婚を報告したのだが叔母は良い顔をしなかった。



どうして日本人の妻を娶るのか、妻にするのならば同じアメリカ人の方が良いといい続ける。



結婚をするのならば友人の息女に素晴らしい娘がいると言う会話にディーンはうんざりだった。



険悪なムードになりかけた時、叔父がディーンの好きにさせなさいと言ったのだ。



「萌以外に再婚はありえませんから」



そう言ってから、叔父の家には泊まりに行っていなかった。




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