秘密の誘惑
携帯電話を開くが、メールも着信もなかった。
まだ飛行機の中・・・・か・・・・。
離陸前にくれてもいいのに・・・・・・。
トントン
小さなノックの音に萌はゆっくりドアの方を見た。
静かにドアが開くと日菜が顔を覗かせた。
「日菜ちゃん」
「あ、起こしちゃった?」
ベッドの上に起き上がっているがぼんやりとした目を向ける萌に日菜が申し訳なさそうな顔になる。
「ううん ちょっと前に起きたところ」
「まだ具合悪い?夕食出来たんだけどこっちに持ってくる?下には千波くんも来ているけど」
「千波兄(にい)が?珍しいね?」
「どうする?」
「下で食べる 着替えるから先に行ってて」
まだ飛行機の中・・・・か・・・・。
離陸前にくれてもいいのに・・・・・・。
トントン
小さなノックの音に萌はゆっくりドアの方を見た。
静かにドアが開くと日菜が顔を覗かせた。
「日菜ちゃん」
「あ、起こしちゃった?」
ベッドの上に起き上がっているがぼんやりとした目を向ける萌に日菜が申し訳なさそうな顔になる。
「ううん ちょっと前に起きたところ」
「まだ具合悪い?夕食出来たんだけどこっちに持ってくる?下には千波くんも来ているけど」
「千波兄(にい)が?珍しいね?」
「どうする?」
「下で食べる 着替えるから先に行ってて」