秘密の誘惑
「もちろん、ディーンは萌を愛しているよ だから心配しないで待っていると良いと伝えて?」



「うん 言ってくるね♪」



「あ!日菜!」



走り出そうとした日菜を千波は呼び止めた。



「なあに?」



「走らないで?」



「あっ!そうでした」



お腹の中の赤ちゃんに気を使わないと♪


まだ膨れていないお腹だから自覚があまり無いのだ。



* * * * * *



萌の部屋に戻るとベッドの上に横になっていた。



腕を顔に当てて表情が見えない。





< 360 / 404 >

この作品をシェア

pagetop