秘密の誘惑
『明日、うちに食事においでよ 千波くんのアメリカのお友達が来るの』


「エーッ 良いよ そんな気分じゃないし・・・」


すぐに断ると日菜のお願い攻撃が始まった。


萌が気乗りしないから断り続けていると、とうとう義兄が電話に代わった。


『萌、俺の大事な友人なんだ 気分転換に来て欲しいな』


義兄の甘い言葉には弱い萌だ。


「わかったよ じゃあ、7時だね?」


萌は仕方なく了解した。


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