秘密の誘惑

秘書1日目

萌は唖然となって部屋と裕美の顔を往復した。


こんなすごい部屋で仕事をしているんだ・・・。



「驚いているみたいね?」


「・・・はい どうしてあたしは呼ばれたんですか?」


物怖じしない真っ直ぐな瞳で裕美は見つめられて驚いた。


普通ならば裕美に呼ばれればおどおどしてもおかしくない。


秘書課の中でもまだ慣れない者はおどおどしている。



「今日から貴方は私の下で働いてもらうわ」


「えっ!?」


「えっ!?じゃないわ はいでしょ?」



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